旬のイベント(1月)
身を切るような男体おろしが吹く毎年1月11日、上河原通りに露店がズラリと立ち並びます。きぶな、だるま、豆太鼓などの縁起物を買い求める人々の熱気で体も温まる宇都宮の新年の風物詩です。上河原通り近くには、大谷石張りの旧篠原家住宅もございますので、年明けは是非宇都宮にお越しください。
※画像は過去のものです。
日 程 | 2018年1月11日(木)10:00~22:00頃 ※時間は予定 |
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会 場 | 上河原通り(宇都宮市上河原町) |
アクセス | JR宇都宮駅から徒歩約5分 |
問合せ | 栃木県街商協同組合 TEL:028-627-5011 |
← きぶなの木型
→きぶなの木型に和紙を張りつけて乾燥させた後、腹部を切って木型を取り出し、切り口に紙を張ります。ニカワできぶなのひれを付け、胡粉を塗り乾燥させます。
←絵の具で着色していきます。胴体は黄色。
→ひとつひとつ手作業です。顔は赤色。
←この後、背びれを黒色、尾びれを緑色に塗ります。
→30cmほどの細い竹竿に吊り下げて完成です。
←宇都宮市には「昔天然痘が流行った時に、黄色いフナが市中心部の田川で釣れ、病人がその身を食べたところ治癒した」という伝説があります。きぶなはそのフナを模した、無病息災を願う縁起物です。黄色いフナを食べた人は病気になりませんでしたが、黄色いフナを釣るのは難しかったため、張子を作って正月に軒下に吊るしたり、神棚に供えたりしたのが始まりと言われています。昔は宇都宮市の農家が副業として閑散期に制作していましたが、現在では小川さんが営むふくべ洞で技術が継承されています。