逆面町に中世より伝わる獅子舞で、白山神社の境内で五穀豊穣、子孫繁栄、家内安全を願って奉納され獅子舞です。この逆面の獅子舞は関東地方特有の風流系の一人立ち三匹獅子舞の代表格の獅子舞で、舞の踊り形や姿は関東で2番目と自負しています。
獅子舞の日は村中の人が日の出と共に神社に登り、獅子を奉納した後に正午前から夕方まで獅子舞を奉納します。逆面獅子舞の歴史も古く、室町時代初期の1384年~1392年にこの辺り一体がチフスに襲われたときに、この獅子舞を舞って悪霊の退散を願ったところ、チフスはたちどころに胡散霧消したと言われております。以来、逆面の獅子舞は、村寺、高徳〔こうとく〕寺に在って、逆面人の魂として、地域の守り神として、毎年に村中を清め流し舞われてきましたが、明治の廃仏毀釈令により明治15年ごろからは現在の形になりました。
お知らせ
2024年は8月15日(木)10:00頃~の開催予定です。(宇都宮市文化都市推進課)