毎年8月15日に行われている疫病防止の獅子舞です。関白流獅子舞の一つで、言い伝えによれば901年~922年に藤原利仁が上河内地域を荒らしていた蔵宗・蔵安兄弟を平定した後、飯山の地で病にかかり永眠しました。
利仁の死を悲しんだ飯山の人々が、利仁の守り神の三尊神獅 の頭を奉納するとともに、毎年獅子舞を阿蘇神社に奉納したのが始まりといわれています。太夫獅子、雄獅子、雌獅子の3匹で舞う一人立ち三匹獅子舞で、当日は公民館から隊列を組んで阿蘇神社の境内に向かい、そこで神楽舞、弓くぐりの舞等を行います。
かつては8月17日と18日にも風祭、天王祭として村内を獅子が歩いたといわれ、その際、世話人の家や村の道辻などで、疫病を防ぐための獅子舞が行われました。また、近年は篠井地区の文化祭にも出演しています。
お知らせ
2024年8月の奉納の予定はありません。(宇都宮市文化都市推進課)