宇都宮の正月の終わりを告げる二荒山神社の夜祭です。二荒山神社のご神体を下の宮(PARCO西側)がある荒尾崎から臼が峰(現在の社殿場所)に還座したことが祭礼の始まりと伝えられ、古く838年まで遡ります。
一般に神社の還座の儀式は夜中に行われるもので、二荒山神社でも夜中に行われたことから、これを渡り夜と呼ぶようになり、これが訛って「おたりや」と呼ばれるようになったと伝えられています。後に、神恩感謝、江戸初期からは火難を免れたご利益から、火防の祭としても知られるようになりました。
祭礼は、12月15日と1月15日の2回に分けて行われたと考えられ、1年の終わりを告げる12月の祭礼を「冬渡祭」、正月の終わりを告げる1月の祭礼を「春渡祭」と書き、どちらも「おたりや」と呼んでいます。市内を始め近郷近在から多くの人々が夜遅くまで参拝に訪れ、神社の参道には出店も並び、賑わいを見せます。是非ご来場ください。
日 時 | 2017年1月15日(日)<毎年同日開催> ■10:00~19:00お焚き上げ ■16:30出御祭(社殿内) ■17:00 御旅所祭(下之宮しものみや・田楽舞奉納) ■17:30市内渡御 ■19:00 還御祭(社殿内)※時間は全て予定 |
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場 所 | 宇都宮二荒山神社(宇都宮市馬場通り1-1-1) |
交通ガイド | 電車:JR宇都宮駅から市内バスで約5分「馬場町(二荒山神社前)」下車 東武宇都宮駅から徒歩約10分 車:東北自動車道鹿沼ICから約20分または宇都宮ICから約25分 |
駐車場 | 約300台(有料) |
問い合わせ | 宇都宮二荒山神社TEL028-622-5271 |