田舞祭は毎年5月15日に二荒山神社で行われる祭りです。田植えの時期にあたり、風水及び虫害無く豊作(五穀豊穣)となるよう願う祭りで、社殿での宮司の祝詞奏上に続き、拝殿前石畳上で「堀米の田楽舞」(宇都宮市指定文化財)が奉納されます。この田楽舞は、平安末期よりはじめられたとされ、中断と復興変遷を経て現在のかたちは江戸時代から伝わるもので、神社の旧神領地であった宇都宮市関掘町の6軒の家に伝承されています。5月15日の田舞祭のほかに、春渡祭(1月15日)・冬渡祭(12月15日)の神輿渡御の際には、御旅所(PARCO西側の下之宮)でも奉納されます。
お知らせ
2024年は5月15日(水)開催予定です。