【完全ガイド】「ライトライン」に乗りに行こう!車窓観光から沿線立ち寄りスポットまで徹底解説
宇都宮の街並みを滑るように駆け抜ける、鮮やかな黄色の車体。2023年の開業以来、次世代型路面電車「ライトライン」は、今や宇都宮の美しい風景の一部としてすっかり定着しました。未来的な車両に乗り込めば、そこはもうアトラクション。単なる移動手段ではなく、乗ること自体が旅の目的となる、新しい感動体験のスタートです。さあ、あなたもライトラインに乗って、宇都宮の新たな魅力を見つけに出かけませんか?
INDEX

宇都宮のスタンダード「ライトライン(LRT)」って何?
ライトラインは「LRT(正式名称:ライトレールトランジット)」と呼ばれる次世代型路面電車。路線バスの約3倍もの人数(1編成あたり約160人)を一度に輸送できる能力を誇り、床も低く誰もが乗り降りしやすい構造になっています。また、専用の軌道を走っているため正確に運行でき、電気を使うため環境にも優しいのが大きな特徴です。宇都宮のスタンダードとして定着しており、2025年8月19日には想定より半年も早く累計利用者数が1,000万人に到達しました。
名前に込められた想いと、稲妻のイエロー
「ライトライン」という愛称は、「ライトレールトランジット」の「ライト」に、宇都宮の別名「雷都(らいと)」、人々の移動や交流やつながり「ライン」を創出する、という想いを掛け合わせたもの。鮮やかな黄色のボディーは、雷の稲妻をイメージしています。この愛称は、4万票を超える投票によって選ばれたもの。まさに、地域の人々と共に創り上げた、街の新しいシンボルなのです。

初めてでも安心! ライトライン乗り方ガイド
新幹線や在来線の改札を出たら、案内表示に従って東口方面へ。歩行者デッキを進むと、未来的なデザインの「宇都宮駅東口」停留場がすぐに見えてきます。平日の朝夕ラッシュ時は6分間隔、オフピーク時は12分間隔で運行しているので、待ち時間も少なく快適です。
ライトラインは事前の切符購入は必要なく、そのまま乗車OK。交通系ICカードなら乗車時と降車時に専用端末へタッチ。現金の場合は、乗車時に整理券を取り、降りる際に運賃箱へ支払います。宇都宮観光を一日満喫するなら、断然「一日乗車券」がおすすめです。大人1,000円、小児500円でライトライン全線が乗り放題!沿線の施設で割引などの特典も受けられます。
※運行時間や運賃・各種割引の詳細は公式サイトでご確認ください。
スピードと絶景! 車窓から楽しむ沿線のハイライト
始点の「宇都宮駅東口」停留場を発車すると、まずは車と並んで大通りを走る併用走行区間。街の中を溶け込むように走る様子がを楽しめます。「宇都宮大学陽東キャンパス」停留場を過ぎると、景色は一変。専用走行区間に入り、鉄道らしい走り心地に胸が高鳴ります。旅のハイライトは、雄大な鬼怒川を渡る瞬間。車窓いっぱいに広がる水面と空の青さは格別です。そして、終点に近い「かしの森公園前」停留場付近には「みらい坂60‰(パーミル)」という公共交通では国内屈指の急勾配が。3両編成の車両が力強く坂を上り下りする様子は圧巻です。
知られざるライトラインの裏側。車両・設備・運行のヒミツ
ライトラインの車両は新潟トランシス製の3両編成。定員約160名と、国内のLRTで最大級です。車内には随所に「宇都宮らしさ」をアクセントとして取り入れており、大谷石デザインの床や、宇都宮の伝統工芸宮染めをイメージしたロールカーテンが採用されています。また、運行面ではLRTで日本初となる「快速運転」を実施していることも大きな特徴です。平日の下り列車3本のみの設定ですが、通過駅のあるダイナミックな走りを楽しめます。
実はすごい!国内初の全線新設LRT!
実はライトラインは、路線のすべてを新しく建設した「日本初のLRT」。他都市のLRTは路面電車をバリアフリー化したり、通常の鉄道路線を再整備したりしたもの。渋滞などの都市問題を解決するモデルケースとして、全国に広がるかもしれません。

思わず撮りたくなる!おすすめ撮影スポット
ライトラインの沿線には、カメラを構えたくなる撮影スポットがたくさんあります。
- 宇都宮駅東口
- ウツノミヤテラスから街並みと共に俯瞰で撮影するのがおすすめです。

- 平石停留場
- 個性的なデザインの屋根が特徴の駅舎と、停車中の車両と絡めて近未来的な一枚が狙えます。

- 鬼怒川橋梁
- 鬼怒川の雄大な流れに架かる橋と車両を一緒に撮影できます。6月には鮎釣りをする太公望の姿も。

- 市道清原学園通り
- 男体山と日光白根山をバックに、山なりの軌道を走る車両が撮影できます。

- 柳田大橋から鬼怒橋梁を望む
- 柳田大橋から望遠レンズで鬼怒橋梁を望むと、富士山を背景にしたライトラインを撮影できます。

- 宇都宮駅東口
- 平石停留場
- 鬼怒川橋梁
- 市道清原学園通り
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オープンスクエアへ行ってみよう!
JR宇都宮駅西口の商業施設、トナリエ宇都宮3階にある「オープンスクエア」は宇都宮のまちづくり・未来・公共交通の発展などを紹介する情報発信拠点。館内にはライトラインの特徴や工夫を紹介した特大パネルやジオラマ、ルートマップなどが展示されており、宇都宮ライトラインのことを詳しく知ることができます。謎解きやクイズなども用意されており、 お子さんの自由研究にもぴったりのスポット。ライトラインに関連する様々なことを楽しみながら学ぶことができます。
宇都宮駅西側への延伸計画
現在、JR宇都宮駅を横断し、市の中心市街地である西側エリアへの延伸計画が進められています。東西が繋がることで、宇都宮はもっと便利な街へと進化するでしょう。また、バス路線の再編や乗継拠点(トランジットセンター)の設置も合わせて行われ、公共交通全体がもっと便利になります。未来へ向かって走り続けるライトラインの姿に、今から期待が膨らみます。

旅の思い出に!ここでしか手に入らない限定グッズ
旅の締めくくりには、思い出を形にして持ち帰りませんか?「オープンスクエア」では、オフィシャルグッズを販売しています。車両をデザインしたキーホルダーや文具は、子供たちに大人気。ほかにもレジャーシート、帽子、ボトルホルダー、タオル、バッグなど、思わず手に取りたくなる商品がいっぱいです。何が出るかお楽しみのカプセルトイ(ガチャガチャ)も設置されており、旅の良い記念になります。ここでしか手に入らない特別なグッズを、ぜひ探してみてください。グッズのラインナップは公式オンラインショップでも確認できます。
途中下車の旅へ! ライトラインで行ける沿線おすすめスポット
ライトラインの旅は、途中下車が醍醐味。一日乗車券を片手に、沿線のスポットにも足を運んでみましょう。
1. 宇都宮駅東口周辺
駅直結の「ウツノミヤテラス」には、人気の餃子店「宇都宮みんみん」をはじめとしたレストラン・カフェ、栃木のお土産が豊富に揃う「トチギマーケット」などがあり、ライトライン乗車前後に立ち寄るのにぴったり。夜は、地元食材を使った個性豊かなお店が集まる「東口屋台村」へ。旅の思い出を肴に一杯いかがでしょうか?
- インダルスドリーム
- 宇都宮の夜をジャズと美酒で彩る、駅東口すぐの隠れ家ダイニングバー。上質な空間で200種以上のカクテルや厳選ワイン、美食を堪能できます。週末を中心にジャズライブも開催。

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- 宇都宮餃子館 東口店
- 宇都宮駅東口から徒歩約1分の有名餃子店。看板商品の「健太餃子」はもちろん、定番のニラやシソ、変わり種のチーズやエビ、日光ゆば餃子など豊富なラインナップが自慢です。

- 公式サイトを見る
夜はバーで大人の時間を
宇都宮は、実は「カクテルの街」としても知られています。日が暮れるとバーの灯りが街を包み、大人の時間の始まり。ライトラインの旅の後は、宇都宮の別の一面を体験してみませんか?

2. 宇都宮大学陽東キャンパス周辺
駅前の「ベルモール」はショッピングはもちろん、映画館から天然温泉まで完備された大型アミューズメント施設。キュートなアルパカと触れ合える「アルパカ広場」やライトラインの形をした遊具まで完備されており、子供たちも大喜びです。
3. 平石・平石中央小学校前周辺
平石停留場近くにはライトラインの車両基地があります。通常、一般公開はされていませんが、運が良ければ基地に出入りする車両が見られるかもしれません。また、隣の平石中央小学校前から徒歩20分ほどの場所にあるのが、日本航空のファーストクラスで採用されたことがある大吟醸酒を手掛ける「宇都宮酒造」。事前に相談すれば、試飲や工場見学を楽しむことができますよ。















































