初夏の楽しみ!宇都宮の紫陽花の名所!おすすめスポット2025
宇都宮は美しい紫陽花スポットが点在する隠れた名所です。例年、見頃となる6月中旬から7月上旬にかけて、色とりどりの紫陽花が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。特に、歴史ある寺社仏閣の境内では、厳かな雰囲気の中でしっとりと咲く紫陽花を楽しめます。梅雨の時期ならではの風情を、ぜひ宇都宮でご堪能ください。カメラを片手に、あなただけの絶景を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

平出雷電神社
夏の例大祭では梵天が奉納され、南側の鳥居から続く参道の紫陽花が見事な神社。創建は仁和2(886年)に京都の上賀茂大明神(賀茂別雷神社)より御分霊を迎えたと伝わり、雷除け、厄除け、開運、などの御利益があると言われています。
境内には、全国的にも珍しい四獣神の灯篭や、願いが込められた扁額絵馬殿など見どころも多くあります。地域の人々の信仰を集める平出雷電神社は、歴史と自然に囲まれたパワースポットとして、訪れる人々に安らぎと力を与えてくれるでしょう。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
多氣山不動尊
多気山の中腹に位置し、北関東三十六不動尊霊場の第十八番札所で「多気山不動尊」の名でも知られています。本尊の不動明王坐像は、高さ1.73mの寄木造りで平安時代後期に製作されたと伝えられ、さまざまなご利益を求め多くの方々から信仰を集めています。弘仁13(822)年、日光開山勝道上人の弟子尊鎮法師により創建されました。
四季折々の自然が美しい多氣山不動尊ですが、特に梅雨の時期には参道近くの斜面が鮮やかな紫陽花に彩られ、その美しさは格別です。参道を散策しながら、様々な色と形の紫陽花を愛でることができ、雨に濡れた紫陽花のしっとりとした風情もまた魅力的です。歴史と自然が調和した多氣山不動尊で、心安らぐひとときを過ごしてみませんか。
飛山城跡(飛山城史跡公園)
約14ヘクタールという広大な敷地に建つ国指定史跡「飛山城」。鎌倉時代末期に天武天皇の子孫である清原氏の一族、芳賀高俊が築城したと伝えられています。1597(慶長2)年に豊臣秀吉の命により廃城となるまで、約300余年にわたり清原氏の居城として使われていました。公園には木橋や掘立柱建物・竪穴建物などが復元されており、当時の面影を感じることができます。また、5カ所の櫓台のうち北東隅にある櫓台が整備されており、土塁登り体験を楽しむことも。できれば動きやすい靴で出かけるのがおすすめです。
併設されている「とびやま歴史体験館」では芳賀氏と宇都宮氏の歴史を紹介しているほか、発掘調査で出土した遺物や模型なども展示されています。また、小袖や甲冑が着られる衣装体験や、勾玉・縄文土器づくり体験などのプログラム(有料)も用意されているので、ぜひチャレンジしてみてください。
6月下旬から7月中旬にかけて紫陽花が見ごろを迎えます。駐車場入り口と公園南側に群生しているので要チェックです。
氷室あじさい坂
地元の方々によって大切に育てられている紫陽花の名所。約270メートル続く坂道沿いに、色とりどりの美しい紫陽花が咲き誇り、梅雨の時期には地元の人々で賑わいます。観光地化されていない、落ち着いた雰囲気の中で紫陽花を観賞できるのが魅力です。
今回紹介したスポットのMAP一覧
- 平出雷電神社
- 多氣山不動尊
- 飛山城跡(飛山城史跡公園)
- 氷室あじさい坂
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栃木県内 宇都宮近くの紫陽花の名所
磯山神社(鹿沼市)
例年6月中下旬から7月上旬にかけて、参道・社殿周囲に植栽された28種2500株のアジサイが見頃となり、杉の緑と素晴らしいコントラストを見せます。夕刻から夜(午後8時頃)には、提灯が燈され薄灯りの中、淡い光に映し出されるアジサイが幽玄な雰囲気を醸し出します。期間中、「茅の輪」(ちのわ)を設置し、それをくぐると無病息災が得られると言われています。

大平山(栃木市)
栃木市の大平山は、四季折々の美しい景観で知られ、特に梅雨時には「あじさい坂」が見事です。約2,500株もの紫陽花が咲き誇り、青、ピンク、紫と色彩豊かなグラデーションが訪れる人々を魅了します。しっとりとした空気の中、坂道を彩る紫陽花を眺めながらの散策は格別。山頂からは関東平野を一望でき、あじさい鑑賞と絶景を同時に楽しめます。梅雨の時期のお出かけにおすすめのスポットです。
