二荒山神社境内に鎮座する須賀神社のご祭神、須佐之男命(スサノオノミコト)によって邪気(夏の疫病)をはらう祭りです。天王祭自体の由来は古く、平安時代の869年京都に疫病が流行した時に、それを鎮めるために行われたのが始まりです。その後は有名な京都の八坂神社の祇園祭より全国に広まり、各地で祇園祭、天王祭、須賀祭と称され行われています。二荒山神社では、7月15日に神輿がお出ましになり、そのすぐ後の土曜日の夕刻に宇都宮城址公園から約40基の子供神輿(氏子町会の神輿)が出発し、シンボルロード、オリオン通りを練り歩き、下の宮で親神輿(須賀神社の神輿)に対面し、バンバひろばに到着、その後1基ずつ、二荒山神社石段を上がります。また、翌日日曜日は親神輿(須賀神社の神輿)が、午前、午後に分けて、氏子町会の上町、下町を渡御します。親子対面神事は昭和26年から行っています。
お知らせ
2024年は7月20日(土)に「親子神輿対面神事」、21日(日)に「須賀神輿渡御」が行なわれます。