広大な自然が広がる「宇都宮美術館」をレポート!開催中の企画展も
今回は自然とアートが融合する「宇都宮美術館」へ行ってきました!
2025年9月23日(火)まで開催している企画展「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」も合わせてご紹介します!
INDEX

宇都宮美術館とは
宇都宮美術館は、栃木県宇都宮市にある美術館。
宇都宮市制100周年を記念して1997年3月に開館しました。
国内外の20世紀以降の作品を主に収集、公開していて、ルネ・マグリットの「大家族」、マルク・シャガールの「青い恋人たち」などの著名な作品に加え、日本の近代美術やデザイン作品、そして宇都宮市ゆかりの美術作品も収蔵しています。
うつのみや文化の森
うつのみや文化の森は、宇都宮美術館を囲むようにある公園。
自然環境との調和をテーマにしていて、四季折々の自然豊かな癒しスポット!
私が訪れた時には、うさぎの散歩をされている方もいました。
ゆったりとした時間が流れています。
うつのみや文化の森の駐車場に車を止めて、看板を頼りに美術館に向かって歩いて行くと..
バリー・フラナガン 《ホスピタリティー(歓迎)》
まず見えてくるのが可愛らしいうさぎのブロンズ像!
バリー・フラナガン 《ホスピタリティー(歓迎)》はうさぎが野を駆け回っているような、躍動感のある作品です。
ご家族連れの方が、子どもをうさぎの背中にのせて写真を撮っていました!
ほっこりした光景に癒されました。
サンドロ・キア 《ハートを抱く片翼の天使》
そして草の広場を進んでいくとさらにアート作品が見えてきます。
ブロンズ像のサンドロ・キア 《ハートを抱く片翼の天使》は片翼の天使がハートを抱き、天を見上げているような作品で、どこか儚げな印象を受けました。
いざ美術館へ
サンドロ・キア 《ハートを抱く片翼の天使》のオブジェの近くの階段を上がって行くと奥に見えてくるのが宇都宮美術館です。
さっそく中に入ってみましょう!
ロビーは落ち着いた雰囲気。
木や照明のぬくもりが感じられ、広々と開放的です。
「mamaro」という、授乳もやおむつ替えができる、ベビーケアルームがありました。
小さなお子さまを連れたご家族にも配慮がされています。
クレス・オルデンバーグ 《中身に支えられたチューブ》
ロビーの窓ガラスの向こうに見える不思議なオブジェ、宇都宮美術館中庭にあるのが、クレス・オルデンバーグ 《中身に支えられたチューブ》です。
タイトル通り、不思議な形状のアート作品。
宇都宮美術館の入り口や、展示室へ向かう途中から作品を見ることもできます。
どこかに作者のオルデンバーグのサインが入っているそうです!
ぜひ探してみてください。
展示室へ
受付をして、展示室へ向かう時に通るプロムナード・ギャラリーにも今回の企画展の作品がありました。
宇都宮美術館は中央ホールを中心に展示室が3つあり、コレクション展や企画展を楽しむことができます。
今回は企画展「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」を観てきました!
開催中の企画展へ
絵本作家として知られる荒井良二さんの「いままで」と「これから」をたどる巡回展が9月23日まで開催されています。
荒井良二さんは絵本のみならず、絵画、音楽、舞台美術など幅広く活動されていて、各地を旅しながら巡回する今回の展示は、それぞれの土地の展示空間の特長を生かし、荒井さんご自身が会場構成を行っています。
絵本の原画ならではの迫力や、空間を活かした見せ方に引き込まれ、まるで自分も絵本の中に入り込んでしまった様な不思議な感覚に。
自然の風景、人々の美しさ、活力を感じることができました!
学芸員の黒木さんからは「これまで国内6つの会場を巡回してきたこの展示ですが、会場に合わせた描きおろしの造作物や、その土地にゆかりのある作品など、多面的に作品や映像を用いて紹介しています。荒井良二さんの瑞々しい感性を感じていただきたいです。」とお話をいただきました。
最後に
宇都宮美術館は自然豊かな場所にあり、清々しい気持ちで作品に向き合うことができます。
自然とアートが融合するこの場所にぜひ訪れてみてください!
ミュージアムショップ
宇都宮美術館のお土産にミュージアムショップでお買い物。
企画展限定のグッズなども販売されています!

- 宇都宮美術館
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ライター紹介
- 小林愛也佳
- 生まれも育ちも宇都宮!
地元宇都宮のコミュニティFMでパーソナリティとして日々、宇都宮の魅力を発信しています。
趣味はお花鑑賞、ハイキング、温泉巡りです。
季節のおすすめスポットをご紹介していきます! 


































ファンの方はもちろん、荒井さんを知らない方々も「荒井ワールド」を堪能していただきたいです。