「うつのみや花火大会2025」攻略ガイド!花火撮影のコツもご紹介。宇都宮で最高の打ち上げ花火を撮影しよう!
夏の風物詩といえば、花火!
宇都宮で毎年開催される「うつのみや花火大会」は、色とりどりの花火が宇都宮の空を鮮やかに染め上げます!
昨年度、開通したライトライン(LRT)を利用することで利便性も良くなりましたので、宇都宮市外からのアクセスも格段にUP!
大切な人や家族と夏の風物詩である花火を一緒に楽しみ、一夏の思い出にしませんか?
そんな花火大会で花火を楽しみつつ、ワンランク上の写真を撮影する方法を紹介します
宇都宮で今話題のライトライン(LRT)に乗って、記憶に残る最高の打ち上げ花火を撮影しましょう!
【2025年度は8月9日(土)開催予定です】
INDEX

うつのみや花火大会の楽しみ方や行き方など
撮影場所:2024年度「うつのみや花火大会」カメラマン席にて
▼使用機材
CANON EOS R5 + RF24-70mm F2.8 ISO 250 f/ 9 SS 11.0
Kenko PRO1D PRO ND-4(W)を使用
うつのみや花火大会 とは?
鬼怒川沿いの道場宿(どうじょうじゅく)緑地公園で毎年、行われる宇都宮を代表する花火大会です。1984年に「祝’84とちぎ博きぬ川大花火大会」として開催され、宇都宮市民の夏の風物詩となっていましたが、2003年に起きた地元経済の冷え込みにより、しばらく開催されない年が続いていました。
4年後の2007年に「もう一度、宇都宮の夜空に花火を上げたい」と集まった有志で実行委員会を結成し、ボランティアという形で異例の復活しました。現在ではNPO法人うつのみや百年花火が企画し、今年で18回目を迎え、宇都宮の夏の風物詩となりました。
おすすめの花火を見る場所 は?
無料の観覧席も用意されていますが、早い時間からの席取りが必要となり、真夏の暑い中での待ち時間は熱中症の危険性もあることから、有料の観覧席がおすすめです。ペア席やテーブル席は手ぶらでふらりと花火を見に行けるので、家族やカップルにはおすすめの席です。
特に、カメラマン席は土手の上から撮影できるので花火の写真に集中することができます。少し値段は張りますが、カメラを持っていない人でも予約できるのでゆっくりと花火のパノラマを眺めたい人にとってもおすすめの場所です
うつのみや花火大会の楽しみ方 は?
たくさんの屋台が出店するので、2時間くらい前に到着し、屋台の美味しいものを楽しむのも良しです!花火の開演時間近くになると、長蛇の列が発生するので早めに屋台での買い物を済ませるのがおすすめです。
毎年、その年のテーマが企画されているので、打ち上げ中盤のテーマに沿った花火を楽しむのも良し!いちごや餃子など様々な食べ物や果物が形どられた花火を楽しむのも良し!音楽とシンクロした花火を楽しむのも良し!フィナーレに向けて、たくさんの花火が打ち上がるのを楽しむのも良し!です。
うつのみや花火大会への行き方
▼ライトラインでの移動
JR宇都宮駅よりライトライン「宇都宮駅東口」で乗車
芳賀・高根沢工業団地行き 「飛山城跡」停留場で下車 徒歩で約2km
▼車での移動
JR宇都宮駅より車でおよそ20分
臨時駐車場有*詳細はHPを参照のこと
熱中症対策グッズは必須アイテム
8月初旬は暑い日が続いており、日が落ちても気温は高いままの場合が多いので、熱中症対策は必須です。下記に、持参して良かった熱中症対策アイテムをまとめておきますので、参考にしてください
①首に巻くタイプの保冷剤
開演時間までで首がひんやりしていて気持ち良く、暑さを凌げます!
②ハンディ扇風機
盆地の宇都宮では風が通らないことが多いので、風が通るだけでも涼しさを感じます!
③帽子
日傘ですとどうしても周りのお客さんにも迷惑になるので、帽子がベストです!
④冷たい飲み物
屋台は行列で購入までに時間がかかるので、数本のペットボトルを用意しておくと良いかもしれません。こまめな水分補給が必要です。
「うつのみや花火大会」で一夏の記憶を刻む写真を撮影しよう!
撮影場所:2024年度「うつのみや花火大会」カメラマン席にて
▼使用機材
CANON EOS R5 + RF24-70mm F2.8 ISO 250 f/ 9 SS 13.0
Kenko PRO1D PRO ND-4(W)を使用
花火の撮影を行うための必須アイテム3選
花火の撮影を行うために、必要なアイテム3選を紹介します。
①三脚
花火の写真を撮影には長時間露光(バルブ撮影)での撮影を行うことが多いですが、10~20秒以上の露光となると手ブレが発生してしまいます。その場合には、三脚を活用することで手ブレの発生を抑えることができます。うつのみや花火大会では、カメラマン席以外での三脚の利用は90cm以下とされているので、周りのお客さんに迷惑にならないように気をつけましょう!
②レリーズ
三脚を備えるだけでもブレの発生を抑えた写真を撮影できますが、シャッターを押す際にどうしてもブレが発生してしまいます。また、バルブ撮影と言われるシャッターを押した時間だけ撮影する技法がありますが、シャッターを抑えている間にブレたり、姿勢が疲れることも。レリーズを使用することで花火を楽しみながら写真撮影を行うことができます!っと言っても、ついつい花火を撮影することに夢中になり、なかなか楽しめませんが
③NDフィルター
長い時間シャッターを押していると、花火は極めて明るいため、白飛びした写真になってしまいます。そのような時に役立つのが、NDフィルターです。NDフィルターは光を減光してくれるので、より鮮やかな花火の写真を撮影できます。NDフィルターにも減光の度合いなどにより様々な種類がありますが、ND4かND8くらいがオススメです!NDフィルター無しでもF値を22くらいまで絞り込むことで白飛びを抑えた写真を撮影することができますが、絞りすぎると回折現象により画質が低下する可能性があるので、NDフィルターを忘れてしまった、用意できなかった場合を除き、事前に用意しておきましょう!
おすすめの撮影スポット① -カメラマン席-
撮影場所:2024年度「うつのみや花火大会」カメラマン席にて
▼使用機材
CANON EOS R5 + RF24-70mm F2.8 ISO 250 f/ 9 SS 13.0
Kenko PRO1D PRO ND-4(W)を使用
- 鈴木 滉樹
- カメラマン席は土手の上から撮影できるので、目一杯の花火のパノラマを撮影することができます。南側は花火を正面に撮影できるのでおすすめですが、予約が埋まるのが早くチケットの争奪戦となることは必至です!
おすすめの撮影スポット② -鬼怒川沿いの河川敷にて-
撮影場所:2022年度「うつのみや花火大会」鬼怒橋付近にて
▼使用機材
CANON EOS R5 + RF24-70mm F2.8 ISO 400 f/ 8 SS 4.2
Kenko PRO1D PRO ND-4(W)を使用
- 鈴木 滉樹
- 河川敷沿いの柳田大橋あたりでも花火の撮影を行うことができます。ただし、綺麗に横一列の花火を撮影したい方はやはりカメラマン席がおすすめです。まずは、試しに花火を撮影してみたい方や少し捻った構図を撮影したい方にはおすすめのスポットです。
▼②の撮影場所
柳田大橋に近い対岸エリアは規制線が張られ、侵入禁止となりますので、ついつい花火の上がる近い位置で撮影したくなりますが注意が必要です⚠️
ライター紹介
- 鈴木 滉樹
- 最近、宇都宮に移住してきました。
"すぐにでも行ってみたい!明日、誰かに教えたい!"と思ってもらえるような写真を通して、素敵なスポットを発信し、宇都宮を盛り上げていきたいです!休日に様々な場所に出かけ、構図の勉強をしつつ、周辺のスポットを散策しながら、美味しいものを食べ歩きするのが好きです。
花火の音と共にシャッターを切り始め、適度に花火が上がったらシャッターを切るのがオススメです(だいたい10~15回くらい花火が上がったらシャッターを切るイメージでしょうか)。シャッターが長過ぎるとごちゃごちゃした写真となり、短めだと花火のスケール感の大きさが伝わらない、どこか寂しい写真になりがちです。
この辺りは試行錯誤を繰り返すしかないですが、上がってくる花火がどんなのがあったか時系列をイメージし、そろそろいいかなと感じたら、シャッターを閉じましょう!私もついつい欲張りがちで、爆竹のようにゴチャゴチャ写真になることが多いので、都度、反省点です。