ミヤ・ジャズイン完全ガイド~音とグルメで彩る宇都宮の秋~
2025年11月1日、秋の陽気のなかで開催された宇都宮のジャズイベント「ミヤ・ジャズイン 」を取材してきました!
音楽と街とグルメが一体となった最高の一日。その魅力と楽しみ方を、宇都宮観光PR特使michikoがお伝えします。

"ミヤ・ジャズイン"の概要と2025年の様子
1974年に始まった伝統あるジャズイベント「ミヤ・ジャズイン」。宇都宮市長も挨拶に登壇するなど、市民参加・官民協働の市をあげたビッグイベントです。秋の澄んだ青空の下、宇都宮の中心にあるオリオンスクエアが、今年も熱気に包まれました。
2025年の1日目は、例年のような複数会場開催ではなく、メイン会場のオリオンスクエアのみでの特別開催。一つのステージに、演奏者と観客の熱がぎゅっと詰まって、心がひとつになるような時間でした。
| 2025年のテーマは「昭和元年から100年~ジャズの軌跡」。 昭和元年から100年を迎える2025年、懐かしさと新しさが交差するジャズ音楽。 昭和初期の温かみとともに、時を超えて進化してきた日本のジャズのノスタルジックな雰囲気の中で、昭和初期のジャズの起源と懐かしいメロディへのオマージュ、現代音楽とのクロスオーバーなど、現代ジャズの多様性を奏でていただきます。 |
日中のジャズステージ
ステージにはバラエティ豊かなバンドが集結。
まず午前中に印象に残ったのは、熟練のサウンドが光る「ねんきんジョイフルオーケストラ」。
世代を越えて音楽を楽しむ姿がまぶしく、ビッグバンドらしい迫力のブラスが会場いっぱいに響き渡りました。トランペットが高らかに響き渡り、朝の空気が一気に華やかに。
そして、日も高くなってきた午後、しっとりとした大人の雰囲気を届けてくれた「BIG TREE MATES 〜大樹の仲間たち〜」。
ピアノとハーモニカを中心に展開されるアンサンブルが、午後の日差しと重なってなんとも心地よかったです。思わず聴き入ってしまうサウンドでした。
"グルメ片手に" ジャズ
会場にはフード出店(屋台)があり、音楽を聴きながら軽食も楽しめます。
私がつい香りにつられて買ってしまったのは、こんがり焼かれたフランクフルト。
パリッと噛むとジューシーな肉汁が広がり、BGMのように聴こえるトランペットとリズムセクションの音。
音とグルメを同時に楽しめる幸せな時間でした。
周辺イベント情報①♪
合間に"宇都宮餃子祭り"を堪能!!
午後のステージの合間に、少し時間をみて向かったのが"宇都宮餃子祭り"。
ミヤ・ジャズイン会場から徒歩10分ほどで、会場の宇都宮城址公園に到着。こちらも大にぎわいで、熱気にあふれていました。

25店舗もの「焼き」「水」「揚げ」と個性豊かな餃子がずらり。
どのお店も3〜5個"200円均一"で購入できるので、食べ比べが楽しめるのも嬉しいポイント。

せっかくなので、宇都宮みんみんの「焼き餃子」、味噌と餃子青源の「水餃子」、マルシンフーズの「揚げ餃子」の3種類を買い集めました(笑)。
焼き餃子は香ばしくてジューシー、水餃子はつるんとやさしく、揚げ餃子はカリカリの食感がクセになります。
音楽の余韻を感じながら、美味しい餃子を頬ばる時間もまた、最高のひとときでした。

夕暮れのジャズステージ
再びミヤ・ジャズイン会場に戻ると、夕暮れのステージが始まるころ。
夕暮れ時のオリオンスクエアは、太陽の光がなくなって音が主役。
ジャズのメロディが落ち着いた空気に溶け込み、昼間よりも一層、音楽の魅力を深く感じることができます。
そんな中、地元の若き才能「うつのみやジュニアジャズオーケストラ」の出番。彼らのフレッシュなビッグバンドサウンドは、未来の宇都宮ジャズを感じさせるものでした。
小さな手にトランペット、大きな夢を乗せた音。会場中が拍手に包まれる瞬間、あなたも胸が熱くなるに違いありません。
若さあふれる演奏に続いて登場したのは 「Caramel7」。軽やかでお洒落な大人のジャズ。
モダンコンボの洗練されたハーモニーに包まれて、黄昏を彩る上質なひとときとなりました。
本日、最後に登場したのは「Royal Feast Club Band」。魂を揺さぶるジャズとラテンのナンバーが、高揚と感動で宇都宮の街を彩りました。
朝のステージから夕暮れまでバリエーション豊かなジャズを楽めて、"宇都宮がジャズの街として輝く"理由を改めて感じられるイベントでした。
<ミヤ・ジャズイン2025> ・日程:2025年11月1日(土)〜11月2日(日) ・時間:10:00〜19:20 ・会場:オリオンスクエア・オリオン通りイベント広場(栃木県宇都宮市江野町8‑3) ・アクセス:東武宇都宮駅から徒歩約 3分 ・入場料:無料 |
まとめ
私が今回ミヤ・ジャズインを訪れて感じたおすすめの楽しみ方はこちら。
午前中〜昼過ぎ、個性豊かなジャズを楽しむ
↓
屋台で"グルメ片手にジャズ"を楽しむ
↓
合間に同日開催の"宇都宮餃子祭り"を堪能
↓
夕暮れ時、ジャズの音に、より深く浸る
ジャズに包まれ、グルメが彩りを添える一日。
「ミヤ・ジャズイン」は、音楽と食の幸せを同時に味わえる、宇都宮ならではの秋の風物詩。
みなさんにもぜひ、この一日を味わってほしいです!
2026年の開催については、公式HPをチェック!

























東京在住の私が思う宇都宮の魅力は、特に「東京からもアクセスが良い」「安くて美味しいグルメがある」「写真映えするスポットがある」ところ。宇都宮在住ではないからこそ感じられる宇都宮の魅力を伝えていきます!