カクテルの街 宇都宮
カクテル技能競技の全国大会で、数多くの優勝者を輩出してきた宇都宮。バーテンダーの業界では、その人数とバーテンダーのレベルは、銀座と比肩するほどといわれています。
その理由は、水割りを作れればバーテンダーといわれていた1970年代、ある老舗のオーナーバーテンダーが「バーテンダーの使命・役割・ステータス・アイデンティティを確立する」と技術向上と人間育成に力を注いだからです。その結果、宇都宮で技術を磨いたバーテンダーが全国大会で史上初の4連覇を達成し、市内のバーテンダー全体のレベルが向上したのです。
このような背景から、1999年に市内のバーなどにより「宇都宮カクテル倶楽部」が発足し、各種イベント・学会などへの出展や他団体との事業協力などを通じて「カクテルの街 宇都宮」のPRに努めています。
宇都宮カクテル倶楽部
宇都宮カクテル倶楽部は、宇都宮市内のショットバー38店舗により1999（平成11）年5月5日の午後5時55分55秒に誕生しました。
同時に、宇都宮観光協会（現：宇都宮観光コンベンション協会）と宇都宮カクテル倶楽部共同でカクテルパンフレットを作成。パンフレットには、各店のおすすめカクテルとともに目安となる予算やお店の特徴も紹介しています。
現在も改訂を重ね、加盟店舗のほかイベントやコンベンション（学会や大会）、宿泊施設、観光案内所などで配布しています。2024年4月1日現在27店舗加盟、代表幹事「HIRO:Z」武内博氏。
宇都宮カクテル倶楽部会員店舗紹介
宇都宮カクテルイベント
宇都宮カクテル倶楽部では、毎年、オリオン通りの屋外イベントスペース「オリオンスクエア」にて、カクテルイベントを開催しています。倶楽部加盟店のバーテンダーが店舗を飛び出し、一堂に会して色とりどりのカクテルを作ります。
宇都宮オリジナルカクテル
宇都宮カクテル倶楽部では、宇都宮オリジナルカクテルを作製しています。
- マロニエリーフ（とちの葉）
- ビッグツリー（大いちょう）
- 釜川プロムナード（釜川）
- オリオンナイト
